真夏のトラブル✍️

①一番多いのが、中心の新芽がなくなることかも…


原因は、殆どが根傷み…
過湿、乾かしすぎ、暑さ等様々です。

対処方法はクラウンカット、それ以外では、この株を救うことは出来ません。

この株は、ワサビ茎の中心が腐り込んでいました。

若い株(苗から2年以内)では滅多に起こりません。

②傘状の葉

葉が外側に巻き込んだようになります。
これは夏以外にもなりますが、1枚の葉は周囲の細胞が先に形成され、葉の中心の細胞が後から形成されるため、何らかの原因で生長速度が変わると、このような葉が形成されることがあります。

この葉の場合は、気温の変化によります

③葉の色が変わる


これもまた、夏の場合だけではありませんが、生長速度が変わることによって、葉の色も変わります。また、育成環境の変化でも葉の色が変わるコトがあります。

葉の色が変わったものや傘状葉は元には戻りません。暖房を入れる時期になれば、室温が一定に保たれ、夜温が下がるに連れて、元に戻ります。

さて…、この株をどうするか!?
処置後にまたアップします。

➜結局、葉を落としていったら、真ん中近くの葉を折ってしまって…バランスが悪いので真ん中だけ残してクラウンカットしてしまいました💦(8月6日)



④葉が立ち上がる


これはトラブルではなくて、暑い時期の一つの現象です…ずっと、何でかなぁ〜?と思っておりますが、セントポーリアに限ったことではなく、他の植物でも葉が横に伸びず、「やや立性を帯びる」と書いてありました。多分、他の植物では、暑いので少しでも太陽(セントポーリアの場合は、ライト)からの受光面積を減らそうとしているのではないかと思います。ライトからの距離のある棚のセントポーリアは葉が立ち上がりません。

でも残念ながら…点灯時間を1時間減らすくらいでは、殆ど変わりません🥵

秋になって涼しくなると、葉は横に伸びて、夏に出た葉と交錯するようになるのも面白い現象です。立ち上がっだ葉は平らには戻りません。

この株も、完全に立ち上がってますね~😅

⑤白が消える

これはトリスタン・ブルー(タントリス)
LE-Tristanからピンクの消えたスポーツで、紫と白のキメラになったものです。



寒くなれば、また元に戻る品種と戻らないで、そのままスポーツになってしまうものがあります。

これは…今までのところ、白が戻っています。
でも…今年の夏の暑さでは…解りませんが😓

暑さのストレスに寄るものなので、どうすることも出来ません。

⑥花の形がいびつ


もう、これは高温以外のナニモノでもありませんね。花を花茎ごと取り除くのがベスト。

このセントポーリアの置き場所は、最高気温26℃、最低気温24℃台の我が家では最高の場所です。これでもこんな夏花が咲くのです。


まだまだ、夏のトラブルはありますね。

20℃前後の気温の好きなセントポーリアにとって、日本の関東以西(と思いましたが、最近は東北南部も含むかも…)の都市部の夏は酷暑です。

出てきた順に更新していきますので、また覗いてみて下さいね。

何年育てていても、年々暑くなる🌡️【夏】🎐越しは難しいです😓

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