寒天挿し 最終結果
「寒天挿し」を試して頂きたいとのご依頼を受けて、何度か試みました。
結論から申し上げます。
脇芽挿し
葉挿し
ストーク挿し
の三種をしてみました。
確かに、全て切り口が乾かないし、切り口に雑菌が入り込むのを防げますので、発根は容易です。
根出しに苦労される方には、是非お勧めします。
祖して、寒天挿しの時も切り口を必ずカッターのように良く切れる刃物で切ることをお忘れなく…
でも、パーライト又はバーミキュライト挿しや、用土に直接挿して、成功している方には不要かと思います。
寒天挿しの場合は、発根後に用土に移し替える手間がひと手間余計に掛かります。
(パーライトとバーミキュライトの比較はしておりませんが)通常用土とバーミキュライト単用に挿したものは、品種が異なるので何とも言えませんが、単純比較では変わらないと思います。
↓はどちらも、6月18日に挿しました。
お時間があり、と手掛ける品種の少ない方には良いかもしれませんが、抱える品種が多い場合、ひと手間でも省きたいのではないでしょうか?
寒天も移植時にある程度、寒天を落とさずに、そのまま植え込んたものは、寒天の水分がなくなりますと根っこから水を奪いますので枯れます。
発根後、適当な時期に寒天を落として、用土に順化させることが必須です。
さ~ァ、アナタはどのやり方を選択なさるでしょうか?
お好きな方法で、セントポーリアを殖やしてくださいね。
同じ品種ばかり、数を増やす必要はありませんが、今年の夏のように(これから年々暑くなるそうで)特に古株は、夏にダメージを受けるものもあるので、いくつかを失うかもしれません。苗は「子供から青年」期です。多くの株が元気に夏を越してくれるでしょう。
でも…
残念ながら、3年以上経った「古株」は、多くのダメージを受けます。
何らかの形でバック・アップ苗を作ることをお勧めします。
それが出来ない状況に追い込まれた時…私のように多くの株を失うことになりますから😓
コメント