セントポーリア用土

先日、あるサイトで、
「蒸し暑い日本の夏には、ピートモスか合わない」
と書いてあるのを読みました。


今年、用土を
  • 成株用
  • 苗用(6センチ鉢まで)
と、分けて栽培しています。

まだ、その蒸し暑い日が続いていますが、驚いたことに、その「合わない」というピートモスを使った用土のものがとても成績が良いのです。

夏は、暑さのためにどうしても根の働きが悪くなります。従って、吸水力も肥料を吸収する力も弱くなります。

それで、肥料は何時もの半分の薄さにして、苗に関してはピートモスとパーライトの量を半々(くらいかな❓)にしてみましたが、それがとても良いのです。


バーミキュライトを使った苗より育ちが良いのです。


ロシアやウクライナの用土は、殆どバーミキュライトを使っていないようで、パーライトと、ピートモスの混合用土になっているようです。

ただ…このピートモス、生のままだと酸度がpH3.8〜4とかなり酸性です。個人で酸度を調整することは大変難しく、「酸度調整済」と書かれたピートモスをお使いになることをオススメします。

パーライトも1ミリとか2ミリの細かいものではなく、中粒が良いと思います。

ピートモス抜きの用土は、肥料の吸収力が弱く与えた肥料は、そのまま鉢底から抜けてしまいます。

3号鉢以上は、下のバーミキュライトを混ぜた用土を使っていますが、やや水分を含みすぎる傾向かあるので、水遣りにはそれなりに気を使わなくてはなりません。

特に夏は湿りっ放しの用土だと、茎腐れ(crown rot)も起こしやすく、乾いたら給水を繰り返すと、夏のダメージを最小限に抑えられました。

ただ、殆ど休眠状態になるので覚悟が要りますが…😅

以上、この酷暑の夏の栽培用土についての結果です。

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