花を咲かせる(肥料の使い方)
秋の植え替えも終わった方もおいてかもしれません。
今年の夏は、本当に暑くて、中心の葉が育ってこないものが多いのです。
でも、…植え替えは、こんな株を立ち直らせてくれます。
植え替えても、まだ調子の出ない株は、残念ながら根っこが傷んでますので、回復するまで待たなければなりません。
根が傷んでいるかどうかは、素直な新芽が伸びてきているかどうかで判断できます。
この株は苗ですが順調です。
真ん中の新芽が盛り上がるように展開しないのは、根傷みです。
ラップやポリ袋を被せて、保湿してあげましょう。真夏には出来なかった作業が今の時期なら出来ます。
肥料ですが…
- 苗(葉がある程度まで大きくなってない株)の場合・・・P:N:K(窒素:リン酸:カリ)の比率があまり大きくない物で、出来ればカリの多い肥料を与えて、株の充実を図ります。
- 葉が、ある程度の大きさ(これは株の性質や個人差があるので一概には言えません)になったものは、リン酸やカリの多めの肥料を使います。
これでたくさん咲けば文句なしなのですが…個人の管理次第ですね(言い逃れ)😅💦
大切なのは、どんな場合も葉数を増やしすぎないこと❗
葉の付け根からは一本又は二本(稀に三本)の花茎しか伸びません。この花茎は同時に伸びてくるので、夏が終わって花茎が萎れたところからは花は咲かないのです。
花の咲かなくなった茎(ワサビ茎)は葉を取って、土の中に埋まるようにしなければ、株の維持は出来ないのです✌️
したくてもできない夏…
やっと終わったようです。もう、10月…本来ならば、ドンドン成長してくる時期ですが、今年は少し違うようで…
60年のベテラン栽培家も四苦八苦しております😥
コメント